室温を10度も下げる!?省エネも期待できる屋上緑化の効果

屋上緑化は癒しだけじゃない

屋上緑化は、簡単にいうと屋上に花や木といった緑を増やしていくことです。商業施設などで屋上に花や木が植えてあるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。あれが屋上緑化です。緑は目に優しく、疲れた心を癒してくれるものです。ビルの屋上にあるというだけでほっとした気分になるものですが、屋上緑化の効果はそれだけではありません。真夏の暑い時期、日本の気密性の高い住宅では室内の温度も高温になってしまいます。しかし屋上緑化を行っている住宅では、室温を外気温よりも10度も下げることができたという実験結果もあります。室温が下がれば冷房も不要になりますので、省エネ効果も期待されています。さらに空気中の二酸化炭素を吸収して酸素を排出する効果、空気を浄化する効果なども期待されており、都会の生活に大きなメリットを与えてくれるものとして注目を集めています。

屋上緑化は自分の家でもできる

屋上緑化は自分の家でも行うことができます。鉢植えの木などを屋上に置くだけでも簡易な屋上緑化だといえます。しかし、ホームセンターなどでは多くの植栽用品が販売されていますので、それらを購入して自分で屋上緑化をスタートさせようとするのは少し待ってください。いくら屋上で人が乗り、ものを置くことを前提にして作られているところだとはいえ、屋上緑化のために多くの土を乗せるとその重さが屋根に負担をかけてしまいかねません。さらに雨が降った時にはその水分を土が蓄えますので、さらに重さはまして行きます。安易に始めるのではなく、許容積載荷重や水やり、排水のことまで考えてスタートさせることが大切です。

屋上緑化は、新たな緑地を整備することが難しい都市部において、建物の屋上に植物を植えることにより緑地面積を増加させることを目的としています。